小鳥用のソメイヨシノのさくらんぼ(交雑種)
ソメイヨシノには原則的に実がなりません。
桜はオス(花粉)とメス(雌しべ)のS型遺伝子が全く同一の場合は受粉しても受精に至らない性質があります。
ソメイヨシノは全てクローン(一本の木を基に人間が挿木を繰り返すことで殖えた)と言われます。
つまりS型遺伝子が同一ということです。
ただ、蜂が別の種類の花粉を運んできて受精した場合は実がなることがあります。
というわけで公園のソメイヨシノの中にもこの時期たわわにさくらんぼを実らせている樹があります。
ハーフなんですねえ。
これは先日西東京市の公園で見かけたさくらんぼです。
十数本のソメイヨシノの樹の中でこの一本だけが実を付けていました。
さくらんぼには甘果桜桃と酸果桜桃があります。
食用として売られるさくらんぼはもちろんは甘果桜桃ですが、花を鑑賞する種類の桜の実は全て酸果桜桃です。
小鳥は食べていますが人間はやめておきましょう。
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