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映画評>「エスター」と続編「エスター ファーストキル」


有休消化中ですが猛暑のせいで外出はしたくない。


というわけでAmazonプライムビデオで映画を観ています。


昨日は「エスター」(2009年米)とその続編「エスター ファーストキル」(2022年米)を観ました。


「エスター ファーストキル」は続編と言っても後日譚ではなく前日譚です。


なので観た順番はまず「エスター ファーストキル」から。


実は「エスター(2009)」はもうオンデマンドで2~3回は観ているのですが、前日譚を観た感想は…


「前日譚なのに、主人公(エスター)が逆に老けてる…」


それもそのはず、「エスター」で9歳の少女を演じた女優・イザベル・ファーマン(撮影当時11歳)が、今度は撮影当時25歳で9歳の少女を演じているんですから。


とにかくもう違和感バリバリ。


☟そばかすが可愛かったエスター9歳(子役の実年齢11歳)。


(実は下垂体機能不全という病気のために身体が成長せず子供にしか見えないが、実年齢31歳という設定)


もうさ、どう見ても大人にしか見えないでしょ?
☟上の画像より時系列的に前という設定のエスター9歳(女優の実年齢25歳)。


「ファーストキル」では25歳を9歳に見せるために、撮影の時には


❶エスター役がしゃがんだり、中腰で撮影。

❷他の役者(大人役)が18㎝(!!!)のシークレット靴を履いて撮影。

❸全身を写す時は必ず後ろ姿で、代役(本物の子役)を使う。


などで工夫したそうです。


「CGは一切使っておりません」が売りのようですが、いや、違和感の99.9%は顔のアップ時ですからね。


お話も「ファーストキル」を観終わって改めて「エスター」を観るとやはり「エスター」の方が物語の筋立てや怖いシーンの見せ方も上。


また「エスター」には主人公以外にも子役がたくさん出ていて、中でも特に耳の不自由な妹(役名はマックス)役の女の子が実に演技が上手くていい仕事してたんですが、今回はその辺もなし。


☟エンドウの一押し、妹役のマックス(アリアナ・エンジニア/2001~/撮影当時7歳)。

本作がデビュー作と思えないほどの上手さで時々主役を食ってます。


おばちゃんは在りし日のドリュー・バリモアを思い出しました。


だけど「ファーストキル」とセットで観ることで「エスター」が際立つのは確か。


ニコイチで考えると、前日譚にも意味があるかなという感じです。


妹役のアリアナ・エンジニアさんも現時点で22歳と、成人年齢の遅いアメリカ(21歳成人)においてもとっくに成人済み。


彼女についてはおそらく別記事で一本書きます。


私の評価


エスター(2009)       🌟🌟🌟🌟(星4.1/5点満点中)

エスターファーストキル(2022)🌟🌟🌟  (星3.0/5点満点中)