お悔み>マンガ家>和田洋人さん ※ご逝去は7月です
先日この記事で触れた
「殿さまとスティッチ」
出版元(天下の講談社)が正式にウォルト・ディズニー社と版権契約をした
正規コラボマンガです。
昨年、鬼滅やら呪術やらには遠く及ばないものの、話題になりました。
作者の和田洋人(ワダヒロト)さんは、今年の7月18日に脳出血で急逝されました。
まだ46歳でした。
「殿さまとスティッチ」の連載を終え、イブニングで新連載
「ヤンキー水戸黄門」を始められたばかりのことでした。
講談社による訃報
ご本人の最後のTwitterは「蓄膿症で病院に行く」だったそうです。
このため一部ネット上では
「蓄膿症(慢性副鼻腔炎)による脳出血?」
と騒然となったようです。
「慢性副鼻腔炎」を調べると、耳鼻科医によっては
「まれに死亡例あり」と書いている医師もあります。
私が和田洋人さんを知ったのは、数年前ブックオフで買った
「ファラ夫」(ヤンマガKC)全3巻でした。
私(けっこうマニアック)は面白い❗️と思ったんですが、
一般読者受けはイマイチだったらしく、3巻で打ち切りとなったようです。
なぜか2が出てこない「ファラ夫」
- ファラ夫(1) (ヤングマガジンコミックス)
- 講談社
- Digital Ebook Purchas
- ファラ夫(3) (ヤングマガジンコミックス)
- 講談社
- Digital Ebook Purchas
絵はとても上手い人だし、次作こそはだよね❗️と思っていました。
そしたら昨年「殿さまとスティッチ」が話題になって、あ〜この絵あの人だあ❗️
おお、やったね❗️よかった❗️と思ったものです。
そこへ、突然の訃報でした。
- ヤンキー水戸黄門(1) (イブニングコミックス)
- 講談社
- Digital Ebook Purchas
和田さんは20年ほど前に「月刊少年マガジン」で新人漫画賞で賞を取ったものの
連載に結び付かず。
その後もアイデアを出しても出しても通らず。
一時はおにぎり屋のアルバイトなどをして漫画から離れてらしたそうです。
それでも夢を諦められず、他の漫画家のアシスタントとしてマンガ描きに復帰。
そして下積み十数年、ようやく勝ち取った初転載が2017年の「ファラ夫」だったそうです。
そして初コミックス出版。
しかし3巻で打ち切り。
そんな苦節の長かった方が、ようやくブレイクしようとした矢先のご不幸でした。
連載中だった「ヤンキー水戸黄門」は、和田さんの亡くなった日の3日後、
7/21に第1巻が発売されました。
未完の遺作となってしまいました。
お悔み記事がどうしてもすぐに書けず、今になりました。
どうか安らかにお眠りください。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。