風景>散歩>首都高中央環状線飛鳥山トンネル出入口
公開済みの記事でご紹介した西福寺からすぐの豊石橋。
石神井川にかかる橋の中で下流から2番目です。
下の写真左奥に見えるのは、1番目の橋・新堀橋。
上は首都高速中央環状線隅田川道路橋。
ワインのボトルのような奇妙な形の工場。
地図を調べましたが名前が出てきません。
ご存知の方がもしいらっしゃいましたら、教えてください。
そこから上流に向かって3つ目の堀船橋からその次の槍溝橋(右手奥)を見たところ。
頭上の首都高が突然急な下り坂になって、橋の横で地下に潜っています。
飛鳥山の下を南北に縦断する「飛鳥山トンネル」の出入口です。
首都高環状線のトンネルといえば、筆頭格は「山手トンネル」。
山手通りを初台から代々木八幡に向かう途中に出入口があって、潜ったら最後、延々とトンネル。
光が見えたらもう大井競馬場付近。
全長18.2km。
道路トンネルとしては日本で一番長く、世界でも2番目に長い逸品です。
(世界一はノルウェーにあるらしい)
そういえばつい一昨日、この山手トンネルの品川区側で酒に酔って逆走、追突事故を起こした男が逮捕されました。
車3台と衝突したそうで、よくぞ死者が出なかったものです😓
こちらの「飛鳥山トンネル」は、全長こそ山手トンネルに負けるものの、トンネル内でアップダウンがあるという、別の意味でとんでもない逸品です。
まず飛鳥山の北側でも南側でも高架なのに、ここでだけ突然地下トンネル。
手前でギュインと下り急勾配で地下に潜り、出口で今度はガーッと登り勾配で高架に戻る。
それだけでなく、トンネル内にも起伏があるというのです。
このトンネルは東北新幹線や京浜東北線など約10本の主にJR線の地下を通りますが、飛鳥山公園の真下では東京メトロ南北線のトンネルをこちらは逆にまたいでいるそうなのです。
※南北線は比較的新しい線で既存の線の地下を掘る必要があったため、深い。
そのため、トンネル内で「南北線を跨ぐために上って、下がる」箇所があるのだそうです。
狭い日本 トンネル内まで トリッキー(五七五)
そういう知識があると、桜並木のない殺風景なこの区間も、なんだか楽しく歩けます。
もうすぐ王子駅が見えてくるという場所に、何かの調査船に見える船が停泊していました。
しっかりと北区の区章が入っています。
王子駅の南側からは、ご紹介済の遊歩道(桜並木)が始まります。


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