報道>ウクライナ避難民の動物検疫特例措置に思う:ならば平等緩和を望む
昨日の記事
ウクライナ避難民が連れてくるペットに関しては、日本入国時の動物検疫の隔離措置に特例が設けられることに決まりました。
日本では狂犬病予防法に基づき、日本入国前に個体識別処置を取り(マイクロチップ装着)狂犬病ワクチンを2回接種の上、抗体検査確認を求めている。
全措置済を証明する国家発行書類が提示できない場合、動物検疫所で最大180日間(狂犬病の潜伏期間)隔離することとする。
日本に入国したウクライナ避難民が帯同した犬(18日時点で5頭)の内、ポメラニアン1頭が証明書類無しを理由に動物検疫所に留め置かれたという報道がされました。
すると
「大変な思いして避難してきた人をなぜ追い詰めるようなことをするのか」
「飼い主から離され、怯えた様子のポメラニアンを見て涙が止まらない」
(上記記事よりコピペ)
といった同情の声がSNS上に相次いだため、特例としてウクライナ難民限定で飼主による自主隔離(自宅の外に出さない等)を認める特例措置を発動したというものです。
すると今度は他方から
「それでは狂犬病が入ってきてしまうのではないか❓」
という心配の声が上がったことに対し、日本の専門家らは
「科学的に問題ない」
「リスクはゼロに近い」
と言っているという内容です。
いや、科学的に問題がない、リスクなどないと言い切れる状況ならば、
他国からの入国に関しても動物検疫緩和が検討されるべきでは❓
と私は思う次第です。
ウクライナ難民には同情すべきである。
これに対しては全く異論はございません。
しかし、ウクライナ以外からの難民や、難民でなくとも事情のある入国者はあっちに放り出して、ウクライナ難民だけを優遇すべきであるという現在の流れには疑問を感じます。
👇動物検疫所のキャラクターはセントバーナードのようです。
画像は新潟経済新聞より。
話が変わりますが、JR恵比寿駅。
「ロシア語の案内表示が不快だ。ロシア語なんか見たくない」
というクレームに即対応してロシア語表示を消しました。
しかし
「ロシア語話者はロシア人だけではない。
ウクライナ人を含む旧ソビエト諸国にもロシア語話者は多い」
という指摘を受け、慌てて表示に戻すというドタバタ劇を演じました。
👇画像は毎日新聞より。
この時も私は思いました。
「だったらハングル語の方がもっと不愉快だ。
何故なら北朝鮮は現在進行形で日本に対してミサイルを打ち込んでいるのだから」
しかし、言いませんし書きませんでした。
「ハングルは北朝鮮🇰🇵固有文字ではない❗️韓国🇰🇷だって使っている❗️」
という反論が来ることは目に見えていたからです。
日本人は「かわいそう」と言い出すと安易に盲目になり暴走する傾向があります。
また、そういった盲目的同情論に疑問を呈すると
「冷たい人」「ひどい人」「人でなし」「赤い血は流れていないのか」
等のこれまた盲目的バッシング反応が返ってくるのもお約束と感じます。
真摯にお答えしますと、私の血液の色は赤です。
低血圧、低体温の傾向はございますが、恒温動物です。
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