HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

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It is getting hotter.
Be careful not to eat too much cold food.
This year's ducklings will hatch soon.
How many ducklings will we see ?

今日は何の日>8月12日:君が代記念日



昨日、間違ってフライング公開してました😅
公開し直します。



1893(明治26)年に文部省が「小学校儀式唱歌用歌詞並楽譜」を布告した日です。


小学校の祝日・大祭日用の唱歌として「君が代」「一月一日」「紀元節」など計8曲が定められました。


君が代が「国旗国歌法」により正式に国歌となったのは遅く、なんと1999年(平成11)年でした。


「君が代」


作詞: 古歌(詠み人知らず)/「古今和歌集」10世紀初頭

作曲: 林廣守・奥好義


君が代は 千代に八千代に さざれ石の巌となりて 苔の蒸すまで



君が代は、元々の和歌では「君(You)の世(長寿)を祈り讃える」という意味合いです。


しかし明治期に「大君(=天皇)の世(治世)を祈り讃える」という意味合いと解釈されました。


そのため敗戦後しばらく「天の崇拝=悪」という理由で、学校で歌われなかった時期がありました。


1950年代になってから復活させようとしたところ、大反発したのが日教組。


日教組(にっきょうそ)


日本教職員組合(Japan Teachers' Union:JTU)のこと。

日本の公立小中高校教員・学校職員による労働組合の連合体。

加入率は現在約20%。

昭和の頃は左派傾向が強く「日の丸・君が代拒否」を表明して色々と話題を提供していた。


日教組は「君が代」に代わる新たな「国民歌」を作ろうと言い出し、壽屋(現サントリー)と共同で「新国民歌」を公募します。


応募作品の中から日教組が「緑の山河」、壽屋が「われら愛す」という楽曲をそれぞれ選出しました。


が、これらの曲はいずれも全く定着しませんでした。


「緑の山河」


作詞:原泰子/作曲:小杉誠治


戦争(たたかい)越えてたちあがる

みどりの山河 雲はれて

いまよみがえる民族の 

若い血潮にたぎるもの

自由の翼 天(そら)をゆく 世紀の朝に 栄あれ


歴史の門出新しく 

いばらの歩み つづくとも

いま結ばれた同胞(はらから)の

かたい誓いにひるがえる

平和の旗のさすところ ああこの道に 光あれ

※西城八十(さいじょうやそ)作詞の「みどりの山河」とは全く別物です。


👂感想:私の耳には軍歌っぽく聞こえます。


「われら愛す」


作詞:芳賀秀次郎/作曲:西崎嘉太郎/編曲:高浪晋一


われら愛す 胸せまる あつきおもひに この国を

われら愛す しらぬ火筑紫のうみべ みすずかる信濃のやまべ

われら愛す 涙あふれて この国の空の青さよ この国の水の青さよ


われら歌ふ かなしみの ふかければこそ この国の

とほき青春 詩ありき雲白かりき 愛ありきひと直かりき

われら歌ふ 幼子のごと この国のたかきロマンを この国の人の誠を


われら進む 輝ける 明日を信じて たぢろがず

われら進む 空に満つ平和の祈り 地に響く 自由の誓ひ

われら進む かたく腕組み 日本の清き未来よ 香しき夜明けの風よ


👂感想:長い。おセンチ。トゥーマッチ。
(玉川学園の関係者の方がいらっしゃったらごめんなさい)



その後東京五輪などにより「君が代」が再定着を果たします。
シンプルイズベストでした。


現在「君が代」は世界の国家の中で


 ❶作詞時期:世界最古

 ❷歌の長さ:世界最短のひとつ※


とされています。


※「歌詞のない国歌」も存在するため、こういう表現になります。