馬>競馬>My推し馬列伝③跳べ跳べ障害馬!オジュウチョウサン前編
障害馬といっても、馬自体に身体的障害があるわけではありません。
コースに設置された障害物を飛越しながら、ゴールに到達する早さを競うものです。
競馬ファンを自称する人の中にも、平地競走しか見ない人は少なくありません。
障害競走はレース自体が少ないですからね。
障害物には竹柵(ちくさく)・生籬〔いけがき〕・水濠(すいごう)・土塁(どるい)・グリーンウオォール(人工竹柵)等があります。
どれもコースを準備するのが大変そうだから、あまりやらないんでしょうか?
竹柵飛越(ちくさくひえつ)
生垣飛越(いけがきひえつ)
水濠飛越(すいごうひえつ)
土塁飛越(どるいひえつ)
「あれ?コレ(オリンピックとかでやってる)馬術じゃないの?」
そうですね。
ただ採点基準が違います。
こちらは競馬ですから、着順を競います。
左のお馬ように優雅なフォームで高く跳ぶ必要はありません。
越えりゃあオケ!の省エネ跳法※で、
タイムを縮めて勝つのがオジュウチョウサン。
※「ほぼ跳んでない。またいでるだけ」との噂も強い。
下が「またいでるだけ」の検証映像。
つか、走ってるだけ??
直後の馬がちゃんと「踏み切って、跳んでる」様子との、この温度差よ!
※でも競馬のルール的にはこれ全然オケ!なので「賢い」のである!
まだ現役でありながら
「障害絶対王者」
「最強ジャンパー」
「障害レコードメーカー」
の名を戴く、生きるレジェンド
オジュウチョウサン
JRAが、障害馬では初となる、ぬいぐるみ等のグッズ発売や「ヒーロー列伝コレクション」
製作にも踏み切るなど、マイナーなジャンルとみなされがちな障害競走の枠を飛び越えた
アイドルホースとして高い人気を博している。(wikipediaより)
「ヒーロー列伝」のキメ写真にすら、障子(違う)をぶち破るが如き
独自フォームがばっちりと💦
オジュウチョウサン
(英語表記:Oju Chosan)
- 牡馬(最強馬なので、名前は燃える赤で表現してみました。)
- 2011年生、10歳。
- 1990年デビュー、現役。
- 馬主は㈱チョウサン(代表・長山尚義)
- ㈱チョウサンの所有馬は全て〇〇チョウサンの名を持つ。
- 長山尚義氏の次男が幼少期「俺(おれ)」と発音できず「オジュウ(俺)」と言っていたというエピソードからの命名。
- つまり「オジュウ(俺)はチョウサン(長山オーナーの馬)」という意味。
- 2016年・2017年・2018年JRA賞最優秀障害馬
- 競馬月刊誌『優駿』主催「ホース・オブ・ザ・イヤー2017」で並みいる平地競走馬を差し置いて、キタサンブラック(2017年JRA年度代表馬)に次ぐ2位。
- 2018年、障害馬初のぬいぐるみ発売当日は朝から行列ができ、午前中で売り切れた。
この長さんとは無関係
オジュウチョウサンぬいぐるみ・生垣付きversionと竹柵付きversion。
このひとだけ障害レースの解説が必要だった関係で文章が長くなってしまったので、
前後編に分けます。
待て、後編!
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