バビル二世の「三つのしもべ」を解説@ロデム編
ロプロス編ポセイドン編に比べてこのロデム編だけアクセスが無いので再公開します。
何卒よろしくお願いします。
初公開:2022/10/13 15:00
ロプロス編はこちら
ポセイドン編はこちら
ロデム(陸担当)
ポセイドンは陸に上がっても全く問題なく動ける水陸両用メカなので、派手な戦闘となると陸でもポセイドン様が主役になりがち。
不定形生物ロデムは、自在に姿形を変えられるうえにロプロスやポセイドンと違って喋れるという設定。
なので、バビル二世を背中に乗せて走ったりもしますが、どちらかというとバビル二世の参謀(というか肉声での話し相手)担当です。
普段は黒ヒョウの姿をとっているロデム。
バビル二世を背中に乗せて走る時も黒ヒョウのままです。
しかし、猫類は走る時には大きく背骨をしならせますので、背中に乗るのは至難の業です。
乗せてる方もさぞ走りにくいでしょう。
※画像はistockより。
人間がなぜ馬を乗用動物として重宝したかというと、馬は全速力で走っても背骨が上下に動かず安定しているからです。
画像は2点ともスポーツ報知より。
自在に変身できるのならバビル2世を乗せる時は馬にでもなればいいものを。
バビル二世の話し相手になる時は妙齢の美女に化けるという気遣いを見せるロデムなのに。
※画像は東映アニメーション公式より。
ロデムの化けた美女がとってもサリーちゃんママっぽいのは、魔法使いサリーの作者もやはり同じ横山光輝先生だからです。
※こちらも東映アニメーション公式より。
こうしてバビル二世は、無敵の超能力とほぼ無敵のしもべを駆使して自分より超能力者としては劣った(だから同じバビル1世の子孫なのに後継者=2世として認められなかった)ヨミと戦うのです。
昭和の男児向けSFロボットアニメの王道といえば
「強大な敵(一見向こうが有利)に対し、主人公が知恵と勇気と友情で立ち向かう。しょっちゅう訪れる危機一髪も、仲間とのチームワークで切り抜けるのだ!」
そして最後に逆転勝利!
的なものが多かったと思いますが、バビル二世は違う。
「圧倒的に有利なバビル二世に対し、能力の劣った敵(ヨミ)が知恵を巡らせてなんとか勝とうとする(でも勝てない)」
という「バビル二世無双」なお話だったのでした。
地域タグ=イラクの意味
バビルの塔があったバビロンは現在のイラクだからです。
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