一般社団法人全日本航空事業連合会が1986（昭和61）年に制定。

日付の由来はレオナルド・ダ・ヴィンチの誕生日だから。

ダヴィンチは15世紀にヘリコプターの原理を考え、スケッチを残しています。

スケッチは1480年代後半に描かれたもので、ダヴィンチはこれに「空気スクリュー」という名を付けました。

後世になって現在のヘリコプターが登場してからは、形状が酷似しているという理由から「ダヴィンチのヘリコプター」とも呼ばれています。

ダヴィンチはこのスケッチを立体化まではしなかったようです。
しかし長い間これは立体化させても実際には飛ばないものと思われてきました。

ところが最近になってメリーランド大学航空宇宙工学科の大学院生が最新の素材と３Dプリンタの技術を使って再現したところ、確実に飛ぶことが確認されたそうです。

ただしそれは小型無人機、つまりドローン大に作成した場合のもの。
大型化するためにはまだまだ多くのハードルがあるそうです。

しかしこの原理を考え出したレオナルド・ダ・ヴィンチはさすが天才です。

ところで全日空の現ロゴはこれですが

旧ロゴはこれです。
中央に描かれているのは「ダヴィンチのヘリコプター」です。

ANAの前身・日本ヘリコプター輸送株式会社が、わずか2機のヘリコプターを使った宣伝事業から始まったためということです。