第三者には全く理解できない感覚~天橋立転落事故
いい歳した成人が「いたずらで」崖の端にいる(しかも不安定なポーズをとってる)人を押す。
バイトテロや飲食店テロで捕まった人たちもだいたい
「ものすごく面白いと思ってSNSにあげた」
と供述しますが、当人以外にとっては1ミリも面白くないわけです。
笑いのK点が高い人低い人がいるのは「個性」でしょう。
しかし「そもそもこれのどこが面白いのかと悩む」「いくら個性と言われても理解できない」レベルの感性は、もはや恐怖です。
私が子供の頃は、社会全体が男の子のヤンチャに対して鷹揚でした。
特に九州は「男の子は元気な方が良い」と言って、ある程度の乱暴も「元気だ元気だ」とニコニコ放置、という傾向がありました。
そのためクラスメイトを理由もなく押したり叩いたり、持ち物をわざと隠したり落としたりして、少数の仲間だけでバカ受けする小学生男子というのがいました。
私は真面目な女子だったので、だいたいやられる側でした。
非常に苦々しく思っていたことを思い出しました。
しかしそういう彼らも、よほどの子…現代ならおそらくADHDと診断されるのではないかと思われる子…を除けば、遅くとも4年生(10歳)にもなれば憑き物が落ちたように普通になったものです。
この「押した方」は「被害者(50代男性)の会社の同僚」というだけで何歳くらいか全く報道されていません。
しかし「会社の仲良し同僚グループで観光に来ていた」というのなら、だいたい同じ属性だろうと想像します。
つまり若くとも30歳後半~被害者と同年配。
よくその歳までそういう危うい衝動性を矯正されずに、普通に会社勤めをやってこれたなと感心しました。
警察は傷害の疑いで捜査中とのことですので、続報を待ちたいです。
画像はトラベルjpよりお借りしました。
この状態で押したら危ない、ということがわからない成人って、本当に恐ろしいです。
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