My opinion>私は今日の100万円を選びます
女性誌で「お金が貯まる人・貯まらない人の違い」という記事を見ました。
今日100万円もらえる or 1年後に110万もらえる/2択
- 今日の100万円を選ぶ人➡貯まらない人
- 1年後の110万円を選ぶ人➡貯まる人
なのだそうです。
✕10,000
「考えてみてください。1年待つだけで10%も増えるんですよ❓」と、
その記事は問いかけます。
「今どき利回り10%の金融商品なんてありますか❓ないですよね❓
なら1年後に10%多くもらう方が絶対トクに決まってますよね❓」
と、その記事は畳みかけます。
「しかし多くの人は目先の100万円を選びます。それではお金は貯まりません。
目先の金に惑わされないのが、貯まる人になる秘訣。賢くなりましょう❗️」
と、その記事は締めくくります。
お金持ちのイメェジ(古)
正直言って私は非常に疑問を感じました。
前提条件として、私は旦那からケチと言われるほど貯める人間です。
その私は、この女性誌が提示してきた内容なら、例え私以外の99人が1年後を選ぼうとも
今日100万円いただきます。
その、何の見返りも要求せず100万円くれるという奇特な人が、
本当に今後1年間もの長きにわたり「くれる気」を持続できるのか❓
はなはだ疑問だからです。
人間の気は変わるもの。
そのために契約書を作っておけば良いのでは❓
➡例え契約書があろうと、その人が突然破産したり亡くなったらおしまいです。
連帯保証人を立ててもらえばよいのでは?
➡無条件で一方的に100万円くれるという棚ぼたな申し出に対して、そこまで条件を付けれますか?
そのうえこれから1年間、その人のご機嫌を損ねないように(気が変わらないように)
気を使ってビクビクするとか、なんならゴマでもすってご機嫌を取り続けるとか・・・
わぁ、考えるだけでもゾッとします。
例えその人がよい人で、払う気満々で、1年後も支払能力を維持していた場合であっても同じです。
もらう方の私が1年後にまだ生きている保証はどこにあるのでしょうか?
諸行は無常なり。
➡
なので今100万円いただきたい。
もし「1年待てばあと10万円もらえたかもしれない」
と後になって悔しくなるのがイヤなら、今後1年で10万円節約すればいいと考えます。
だいいち、貯められない人というのは、宵越しの金を持てない気性であることが多い。
100万もらおうが110万もらおうが、結局使っちゃうんですよ。江戸っ子。
結局0にしてしまう人にかかれば、10万程度の多寡もまた0と同じ。
10万円多くゲットしさえすれば、それだけで貯められる人になるというのは、幻想。
真に貯める人というのは、人より10万少なくもらっても10万多く貯めたりするもの。
とりあえず考えられる可能性は全てリサーチすべきでしょう。
その上で1年後の110万円が絶対確実と確信できたなら、待てばよい。
ただ「待ちさえすれば」勝手に勝ちというほど世の中甘くない。
確信が持てないなら、なるはやで「所有権を自分に移す」方が、まだしも確実。
自分の所有物であれば、年利10%を超える利殖の方法も、ないことはありませんし。
(暗号資産とかですね。私はやりませんが)
私は、そう思うからです。
最後になりましたが、わたくしに無条件で100万円を下さるという、
奇特な篤志家のそこのあなた様。
コメント欄から受け渡し方法をご提示ください。
ご連絡お待ちしております💗
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。