旅行記>海外旅行>ロシア>ウラジオストク2019夏❸完結編
これらの続きです。
第一次大戦後のほんの短い間(1918~1922)、日本軍がウラジオストクを占領していたことがありました。
その少し前、19世紀末から日本人の入植は進んでいて、最盛期には6千人余りの日本人が居住していたそうです。
日本人が付けた日本名は
「浦塩(うらじお)」。
当時の横浜正金銀行の建物は、現在アルセーニエフ博物館として活躍中。
浦塩本願寺(浄土真宗本願寺派)もあったようですが、今は石碑が残るのみです。
写真撮影したのですが、手ブレしてしまっていて貼れません。
フリー写真も見つかりませんでした。
ウラジオストクは海岸線に山が迫り、坂道だらけでアップダウンが激しい。
ちょっとサンフランシスコに似た感じの地形でした。
しかし街の規模はこじんまりとしていて、徒歩とバスだけで回れます。
バスはまだIC化どころか料金の機械徴収化すらされておらず、運転手さんが現金でお金を受け取り、お釣りを渡します。
少しでもお釣りが渡しやすいようにと、手作りのコイントレイに小銭を分別して工夫していました。
形がまちまちで統一されてなく、手作り感漂うものが多かったので、ご本人か奥さんたちの手造りかもしれません。
日本のバスは千円札以外の紙幣を受け付けてくれませんが、ロシアはそうでもないようで、ちょっと大きめのお札を出す人がたまにいました。
しかし運転手さんは、根気よくお釣りを数えて渡します。
乗る人が多いとなかなか出発できません。
それでも「細かいのないの?」と嫌な顔をする運転手さんには、遭遇しませんでした。
ロシアの庶民は忍耐強くて実直だ、とよく言いますが、そうでしたね。
食事はあちこちにあるセルフ食堂が気に入って食べ歩きました。
どこも、このボリュームで飲み物付けて300円前後と格安でした。
軽い朝食。黒パンがうまい。紫色のドリンクは、ベリーティー。
昼食。黒パンにピロシキにクレープ。主菜はサーモン。手前の小さなパッケージは野の花ハチミツ。ひとパック30円くらい?激安。紅茶は15円くらい。
昼食。右はゆでたソバの実。ロシアでは普通の主食のチョイスのひとつ。
夕食。右はボルシチ。とにかく煮込み系がうまい。
夕食。野菜オムレツ(ミックスベジタブルなのはご愛敬)とグリルサーモン。
ロシア料理って野菜が多い。毎日外食でもモリモリ野菜が摂れました。
そして、肖像権の関係で写真が貼れませんが、現地の若い女性の美形度!スタイル!
とにかく長身細身で腰が高くて筋肉質で足が長い、キツめの美人がうようよ歩いてました。
「キツめのスラヴ美人」の代表格の、あの方を代わりに貼っておきます。
私のウラジオストクの印象をひとことで言うと
「飯はうまいしねーちゃんはきれい。(©ザ・フォーク・クルセイダーズ)
風光明媚で物価は安い」
ぜひまた来たいなあと思いながら帰国しました。
そしたら、まさかのコロナ騒動。
既に2年近く海外旅行ができてない状態です。
早くコロナ禍が収束してほしいですね。
お読みいただきありがとうございました。
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