自己紹介>蝶恐怖症(バタフライフォビア)です
爬虫類両生類から昆虫まで。
世の中の平均的女性と比べると、かなりストライクゾーンが広めの
エンドウミリエ(仮名)です。
中学の時、授業中に校舎の真上で雷が鳴り出し、校庭の木に落雷した時もそうでした。
画像はニューズウィーク/天気jpより。
クラスの女子が私以外全員、パニック映画のようにキャーキャー大絶叫を始めた時も、
一人で「稲妻って本当に綺麗だなあ」と感嘆していた変わり者です。
その時は男性教師が
「校舎には避雷針がある。教室に直撃はしないから、落ち着いて❗️」
と言っても、女生徒たちには全く響かず。泣き出す子までおりました。
集団心理や同調バイアスも大いに働いていたことでしょう。
でも、こういう時に黄色い声が出る子ほど男子受けは良かったんですよね〜。
ちなみに上に貼った落雷写真を見ても「ああ自然現象って美しい」と素で思う私です。
そういう私にも「これだけはダメ」がありまして。
蝶と蛾です。
画像は自主規制。
蝶恐怖症のことをバタフライフォビア(フォビア=恐怖症)
蛾恐怖症のことをモッテフォビアと言うらしいです。
蛾の方はなぜモスフォビアではないかというと、ドイツ語が元だから。
英語のモスmothはドイツ語ではモッテmotte。
特定の対象物に対して強すぎる恐怖心を抱いてしまうことを
「局限性恐怖症」と言いますが、ジャンルはそれこそ多岐多様です。
高所恐怖症や閉所恐怖症は昔から知られていました。
最近では先端恐怖症や集合物恐怖症もかなり認知されています。
対象物が特定の生物の場合のジャンルもまた多種多様です。
クモ恐怖症(アラクノフォビア)やゴキブリ恐怖症(コックローチフォビア)、
ヘビ恐怖症(スネークフォビア)やクマ恐怖症(ベアフォビア)
この辺りは「わかりみ〜」「私も〜」と周囲の同意や同情を得やすいですよね。
しかし私の場合、蛾はともかく蝶はなかなか理解してもらえません。
「なんで❓綺麗じゃない」
というのです。
昔々若かった頃、今の夫と知り合う前です。
とある男性から、告白のつもりだったのでしょうか、唐突に小さな箱を渡されました。
開けてくださいと言われその場で開封すると、入ってたのは…
よりによって蝶のブローチでした。
しかもかなり精巧なリアル系。
ホラー映画を観ても、10m先に雷が落ちても、どんな絶叫マシンに乗っても
キャーなんて言ったことがない私でしたが…
「ぎいいいやあああああ!」
周囲の人が全員振り向くほど大絶叫し、
ブローチを往年の松坂並みの勢いで箱ごとぶん投げ、
日本女子陸上連盟からスカウトが来そうなくらいの全力ダッシュで
その場を逃走してしまいました。
その時の写真です(嘘です)。
もちろんその方とはそれきりです。
多分もうとっくに他の方と家庭を築いてらっしゃることでしょうが、
あの時は大変失礼いたしました。
入っていたのが蝶のブローチではなくトンボのブローチか何かだったら、
今頃は私の苗字が違っていた可能性も、なくはない程度にあったかもです。
画僧はギニョールより。
しかし私にとってみれば
「小箱を開けたら中に本物の人間の目玉が入ってた(血肉付き)」
に匹敵するくらいの恐怖でしたからね。
皆さま。
サプライズというものは往々にしてこういう悲劇を招く可能性があります。
お気をつけくだい…。
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