仕事の思い出>国家試験/資格試験の試験監督❷当日言い出さんでください
昨日書いた記事の中では一番受けた、試験監督のエピソード。
100回ちょっとやってますので、あと3つ4つはネタがあるんですよね。
上の記事に比べたら小ネタですけど、披露してみることにしました。
「私はパニック障害だから前後左右に人がいない席に
席替えしてください」って当日突然言い出されたら
こっちがパニックです❗️
どんな試験でもそうですが、受験者の席はあらかじめ決まってます。
よっぽどの理由があれば当日席替えも、できないことはないんですけど。
試験の説明開始20分前くらいに会場の教室に入ってきたアラフォー女性。
自分の席を確認して一旦着席したものの険しい顔になり、挙手されました。
試験監督の私と年上女性の監督補助員さん1名の担当会場です。
女性「席を替えてください」
私 「何かありましたか❓」
女性「この席は前後左右全部人がいるので嫌なんです。一番後ろの隅っこの席に替えてください」
私 「・・・は❓」
女性「私、パニック障害なんです❗️」
私 「・・・事前に〇〇協会(試験主催者)へのご相談は❓」
女性「してません❗️」
私 「・・・・・・」
女性「だって、当日運よく最後列の隅の席に当たったら、余計なこと言わなくて済むから。席を確認してから言おうと思って・・・だいたい一番後ろの机の一つや二つは余ってるものだから大丈夫だと思って・・・」
そうですね。机の一つや二つくらいは余ってる試験会場もよくあります。
でも、その時のその会場はたまたまですが全席使用でした。
女性「だって、あの人かあの人と席を交代してもらえばいいだけなんですよ❓」
と立ち上がって最後列の左右の隅っこの人を交互に指さす女性。
他人を指さすのはやめましょう・・・。
監督補助員さん「じゃあここに座ってもらったら良くないですか❓」
補助員さんが指さしたのは、たまたま教壇の脇に置いてあった荷物置き用の❓補助机。
他の全受験生と向かい合わせになります。
これ👆
いや、もっと無理だろそれ。
私 「勝手に決められることではありません。本部責任者に相談してきます」
👼 👼 👼 👼 👼 👼
本部責任者「なんでそんなことを今言い出すの❓もう試験説明開始まで時間がないのに❗️」
私 「全く同感ですが、とりあえずご指示をください」
責任者「(座席表を確認して)よりによって席の余裕がない教室じゃないか」
私 「だから困ってるんです」
結局、責任者判断で、席の余ってる別教室に急遽その人を移動させることになりました。
ええ、もうバタバタで。
👼 👼 👼 👼 👼 👼
ラッキーを前提条件に行動するのは危険です。
往々にして本人も詰みますし、周囲にも迷惑がかかります。
事前に試験実施団体に電話して相談してください。
たいてい社団法人なので怖くはないですよ。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。