フランス🇫🇷がマクロン氏再選に沸く一方で、6年の任期を終え勇退するのが、
フィリピン🇵🇭のドゥテルテ大統領です。

2週間後の5月9日に行われるフィリピン大統領選には出馬しません。
フィリピンでは、現職大統領の出馬が禁じられているからです。

権力を失いたくなさに自分の在任中に法律を変えて出馬可能にしてしまう他国トップもいる中（プーチンはこれやっちゃったんですよね）
それをやらずに勇退するとは少々意外でした（👈失礼な言い方😅）。

プーチンがウクライナ侵攻を始める前までは、日本では「強面（コワモテ）・過激繋がり」でよくプーチンと比較されていたドゥテルテ氏。

しかしフィリピンでの支持率は一時9割超という、

「中国か❓北朝鮮か❓❓」

的な、民主主義国家としてはアンビリーバボーな数字を叩き出していました。

過激発言＆行動で犯罪者（及び犯罪予備軍）を徹底的に押さえつけ、犯罪率を大幅に下げることに成功したのがひとつ。

堅実な経済政策で好景気をもたらし、国民の収入を底上げさせ、確実に貧困者を減らしたのがもうひとつ。

多少口が悪かろうが、顔がワニに似てようが（おい❗️）日々の治安と豊かな暮らしを提供してくれれば国民は支持するでしょそりゃ。

ドゥテルテ氏は、それを実現するために他国を搾取したわけでもないし（ここ重要）。

とてもとても綺麗でご立派な言葉だけを整然と並べ立てて、国民の生活レベルは確実に低下させている日本の政権よりは、そりゃ支持されるでしょう。

👇画像は朝日新聞より。

しかし勇退とはいえ、仙人のように隠居というわけにもいかないのが政界。

出馬するメンバーの中で有力視されているのが、ドゥテルテ氏の娘とマルコス元大統領の息子。
どっちに転んでもドゥテルテ氏との関係は良好。

2週間後の結果が待たれます。

👇父娘画像は産経新聞より。