マンガ書評>㉘「ぽんこつ手芸部」:ポンコツでもいい、逞しく育ってほしい
ナンバリング&再公開です。
初公開:2022/05/12 12:00
データ
出版社 :白泉社
タイトル:ぽんこつ手芸部
作者 :宇仁田ゆみ
出版年 :2020年
ジャンル:コメディ
あらすじ
部員が5人しかいない(のに廃部の危機とかはないらしい)某高校手芸部のゆる〜い話。
1話5ページの1話完結。
1話で1種の手芸を紹介。
顧問教師も登場しないので、どうなっとんじゃと思ってたら後半登場。
実は中学の時、手芸部にいたわたくし。
文化部といえど、ここまでゆるゆるで
「運針しかできない子は運針だけやってればいい」
なんてことはなかなかあり得ないと思うんです。
まあ、ある意味ファンタジー。
会話もとても予定調和で、目新しいものはありません。
紹介されている各種手芸も、少しでも手芸を齧ったことがある人なら
「知ってる〜」
ものばかりですね。
知らない人には新鮮かもしれませんが、何せ毎話5ページの制約です。
知らない人が本気でやろうとする場合は、別途ちゃんとしたマニュアル本が必要でしょう。。
しかし刺々しい現実から逃避したい時に読むにはもってこいです。
絵はシンプルで可愛いらしいです。
ふわふわキラキラしすぎた絵柄は苦手なもので、こういう方が好きです。
評価
🌟🌟🌟 (5点中3.2)
ご興味のある方はどうぞ。
1巻完結なのでスパッと読みやすいです。
余談
ちなみに表紙で主役っぽい子(実際に主役)がバスケットボールを持っているのは、
「実はスポーツ万能で手芸センスが全くないけど、運動部特有の派閥争いが嫌で手芸部にいる。
でもしょっちゅうスポーツ部の助っ人(試合要員)に駆り出されている」
という設定です。
わたくしは運動部に所属したことは一度もございません。
中学校では調理部➡︎手芸部、高校では漫研におりました。
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