野鳥>カイツブリ>美声の主は今日も唄うin三宝寺池@東京都練馬区
石神井公園は今、菖蒲が見ごろです。
石神井池は貸しボート(木曜定休)で賑わうため、野鳥の数は少なめ。
コロナでボートが休業中はこちらの池にも鷺が飛来していましたが、ボートの営業再開でいなくなりました。
👇画像はパークフルネットより。
👇野鳥は皆、隣(道ひとつ隔てた奥の方)の三宝寺池に戻ったようです。
右が石神井池、左が三宝寺池です。
石神井池は貸しボートの他、釣りやラジコンボート遊びなども許可されていますが、三宝寺池は一切禁止。
三宝寺池エリアに入るとすぐにカイツブリがいました。
甲高く、よく響き渡る声の持ち主。
その声量とは裏腹に、とても小さい水鳥です。
日本の関東以南では留鳥(1年中同じ場所に暮らす鳥←→渡鳥)です。
成鳥の首が赤い(赤茶色)のは夏毛です。
冬毛の首は黄色(黄土色)です。
※北日本では寒さを避けて冬にはいなくなる(南へ移動する)そうです。
泳ぎの得意でない鳥は、首を前後に動かしたり、体全体で泳ぎます。
一方、泳ぎの達人カイツブリは脚だけで泳ぐのが特徴です。
可動域の大きい脚。
驚くほど伸ばしたり、平泳ぎのように横に張ったり。
自在に泳いでいます。
足の付け根が身体のずいぶん後ろだとわかります。
👇下の画像は井の頭公園公式より。
カイツブリの脚はこのように、他の鳥に比べひどく後ろ、お尻の真下から生えています。
これは泳ぎに特化するための特殊な身体の構造です。
代わりに歩くのはとても下手くそと言われますが、彼らはほとんど陸に上がらないので問題ないようです。
三宝寺池のカイツブリは割と人間に近くまで来てくれます。
カイツブリは水に潜って魚を捕食します。
潜水時間が長く、待ってるとすごく離れた所に浮上することが多いです。
この子はたまたま浅く潜ってすぐに上がるを繰り返していました。
花には興味がありません😁
意外と鋭い目つきもツボです。
鋭く見えるのは虹彩が黄色のため。
黒目が目立つからです。
欧州亜種は虹彩が暗褐色なので、つぶらな真っ黒い目に見えるそうです。
石神井池の賑わいが嘘のように静かな三宝寺池。
いつもはカワセミも見ますが、あいにくこの日は会えませんでした。
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