報道>ネットで拾った風鈴の挿絵一点11万円也@佐賀県白石町
う~~ん。
私もこのブログで自分で撮影した以外の画像を使う時は「フリー 猫」とか「無料 犬」とか「無料 GIF」で検索して出て来るのを使うようにしてるけど・・・。
検索して表示されたページに著作権の説明はなかった。
制作者のイラストが引用されていたとみられ、発覚後に制作者のページを見ると著作権の記載があった。
(上記記事から抜粋)
つまり無断?引用者のサイトから、そうと気づかず再引用してしまったということですね。
そしたら5か月後に突然本当の制作者の代理弁護士を名乗る人物から、著作権侵害の損害賠償と称して11万円の請求書が届いたという顛末。
しかし小学校の学校便りなどという、商用でもないし読む人が非常に限定されているコンテンツに自分のイラストが使用されてるなんてこと、いったいどうやって突き止めたんでしょうか制作者は?
制作者が偶然その小学校に子供を通わせていた。
そのくらいの偶然がない限り、そもそも目にする機会がない気がします。
18:00加筆
別記事によると制作者は他県在住だそうです。
市立小学校の学校便り。
紙で配布しただけでなく学校のHPにも載せたという辺りがミソかもしれません。
しかし過疎自治体・佐賀県白石町の、有名人の子どもがいるわけでもない公立小学校のHPとか、関係者以外が見ますか?
今調べたところ、佐賀県白石町の総人口はわずか22,000人(2020年10月国勢調査結果)です。
また制作者はフリーイラストと錯誤する原因となった無断引用サイトの方にもちゃんと損害賠償請求をしているんでしょうか?
ただの個人的な勘ですが、グルとか当り屋という言葉が頭の中を駆け巡るのですが。
出版社に依頼されて商業(つまり有料)出版物にカット(小サイズの簡単な挿絵のこと)を描くことを生業にしている一応プロのイラストレーターでも、報酬はワンカット数千円程度と聞きます。
ジャンプ、マガジン、サンデークラスに描いてるマンガ家の原稿料だって、1枚あたり新人3,000円~人気作家5万円~ひと握りの超有名御大クラスでも10万円止まり/平均2万円前後程度です。
それが直径4㎝の円に収まる風鈴の絵ワンカットでわざわざ弁護士まで立てて、初手から有無を言わさず11万円の請求を送り付ける手慣れ感。
やはり、グルとか詐欺とか計画通りとか当り屋という言葉が頭の中から消えません。
いえ、無断使用が良いと言っているわけではありません。
しかし権利を主張するにしても発見が素早すぎるし、請求が手慣れ過ぎているし、金額もモリモリに感じるという意味です。
とにかくこれで今までにも増していらすとや一強時代となることでしょう。
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