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今日は何の日>5月28日:花火の日&花火大会の定番掛け声のトリビア


1733(享保18)年5月28日(新暦1733年7月9日)に隅田川の両国橋付近で水神祭りの川開きが行われ花火が打ち上げられたことにちなむ。


「両国川開きの花火」の始まりといわれます。


時は第八代将軍・徳川吉宗(1684~1751年)の治世。


この時期は気候が寒冷化したことにより全国的に凶作に見舞われ、たびたび大飢饉が起きました。
またコロリ(コレラ)が大流行し、多くの死者が出ました。


これらの犠牲者の慰霊を兼ねて打ち上げられた花火でしたが、時が下るにつれ庶民の楽しみとして定着しました。


1978(昭和53)年に現在も使われている「隅田川花火大会」に名称が変わりました。
以来毎年7月最終土曜日に行われています。


今年は7月29日土曜日の開催予定です。



画像はウォーカープラスより。




もうひとつの「花火の日」


実は日本の「花火の日」は二つあります。


もうひとつは8月1日。
こちらは1948年(昭和23年)に、戦中は禁止されていた花火大会が解禁されたことに因んでいます。


花火の定番掛け声の由来


花火大会といえば今でも「玉屋」「鍵屋」という掛け声を出す人がいます。


これは江戸時代の有名な花火師の屋号「玉屋」と「鍵屋」が由来といわれています。


「両国川開きの花火」では、両国橋を挟んで上流では玉屋、下流では鍵屋がそれぞれ花火を打ち上げました。


そして花火見学に来た観客たちは自分が良いと思った方の屋号を叫んでいました。


つまり「俺は玉屋の花火が気に入ったぞ」「いいえ私は鍵屋の方が好き」という意味の「玉屋」「鍵屋」だったのでした。