クイズ>解答>今頃になって、お雛様クイズ❗️
問題
お雛様の並び方、正しいのはどっち❓
❶
❷
答え
どちらもあり。
❶は京雛(きょうびな)
❷は関東雛(かんとうびな)
における並べ方。
解説
モコモコマさんのコメントが模範回答でした。
補足(蛇足)説明
日本では古来、左が上座です。
従って雛人形も左(帝の視線で見て左なので私達から見ると向かって右)に帝(男雛)、その右側(向かって左)に中宮(女雛)というのが正式な並び方でした。
しかし昭和以降、関東地方では左右が逆転しました。
それは大正天皇が西洋風を取り入れて、公の場で自分が右・貞明皇后が左というポジションを取ってみせたためです
昭和天皇もそれに倣われました。
画像は、戦前は各家庭や学校の教室ごとに掲げてあったという昭和天皇皇后両陛下御真影。
天皇陛下が向かって左(陛下目線で見て右ポジション)です。
画像は神戸新聞より。
それを受けて関東の人形メーカーは、内裏雛の左右の位置を競って入れ替えました。
このため左右逆転の雛人形は「関東雛」と呼ばれるようになりました。
対して関西のメーカーは「京都にいらした頃の天皇はんは、左におられました❗️」と、従来の並び方を変えませんでした。
この従来通りの並び方の雛人形は「京雛」と呼ばれるようになりました。
時代の変遷と流行
昭和までは西日本=京雛、東日本=関東雛という勢力図でした。
しかし昨今は、関西圏を除くと全国的に関東雛が主流になってきています。
京雛が少数派になってしまいました。
ただし関東雛でも左右が入れ替わったのは最上段の内裏雛(男雛と女雛を合わせて内裏雛と呼ぶ)だけです。
右大臣、左大臣は日本全国必ず従来通りの左上座の並び方です。
元々、右大臣左大臣は官職名ではありません。
官職名は「右近の少将」と「左近の中将」です。
中将の方が偉いので「帝から見て」左(私達からは向かって右)の上座を取ります。
少将は帝から見て右(向かって左)の下座です。
帝の左(前方)に座っているから左大臣、右(前方)に座ってるから右大臣という通称が付いたのです。
画像は九段英語学院より。
ご回答者様
解答者5名中正解者3名。(正解率60%)
※「どちらもあり」と書かれていた方は、コメントの内容に関係なく正解です。
🌸エンディミオン様
ake様
🌸tomo0527様
🌸モコモコマ樣
ボケないぜ様
ありがとうございました。
ただし、コメントを読むと、解釈部分が惜しい❗️方がいらっしゃいました。
蛇足説明❷
左に格上を置いているのは京雛の方。
逆に置いているのは関東雛の方です。
解釈が逆でした。惜しい❗️
おかんが偉いのであれば尚のこと❷で飾らないといけません。
こちらも左右の解釈が逆でした。
惜しい❗️
悪い予感ほどよく当たるの法則です。
予感を感じておきながら・・・惜しい❗️
思い知りましたか、私の底意地の悪さを❗️
自信は後からついてくると申します。
まずは数をこなしましょう、って学習塾か何かかここは❗️❓
失礼いたしました。
次回もよろしくお願いいたします。
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