HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

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It is getting hotter.
Be careful not to eat too much cold food.
This year's ducklings will hatch soon.
How many ducklings will we see ?

博物館>銀座の中心で時を刻む:セイコーミュージアム





東急プラザ銀座で「STAR WARS Galaxy in GINZA」と「三菱電機METoA Ginza」を観ました。


その後は、数寄屋橋交差点をはさんで向かい側、200m徒歩3分にある「セイコーミュージアム銀座」へ行きました。



入場無料。
10:30~17:30。月曜定休。


2時間枠での総入替予約制ですが、予約は取りやすいです。
当日朝に取れました。
平日だったからでしょう。


じゃあ展示もささやかなんでしょうって❓
いいえ。
B1Fから5Fまでみっちりあります。


2020年8月19日にオープンした施設なのでまだピカピカです。


このミュージアムは、以前は東京都墨田区向島の、東武伊勢崎線東向島駅から650m徒歩8分にありました。
向島百花園の近くです。
今でも墨田区のコミュニティバスのバス停名に「セイコーミュージアム前」というのが残っています。


セイコーミュージアム前・法泉寺入口墨田区内循環バス[北西部ルート][京成バス] [押上駅前方面] 時刻表 - NAVITIME


👇往時のセイコーミュージアム画像は「開店閉店コム」より。


それが、創業者・服部金太郎氏の生誕160周年にあたる2020年に東京中央区銀座の和光ビル近くの並木通りに移転したものです。


👇外観写真を撮り忘れたので下の画像はファッションプレスとインターネットミュージアムより。
墨田区時代と比べてめっちゃゴージャスになりました💦

 


ちなみにここからすぐの、あの有名すぎる「銀座和光」はセイコーホールディングスの本店です。


フロア構成はこんな感じです。
入口に無料のロッカーもあります。


各フロアは確かに狭いですが、展示品は充実してます。
1時間じゃ足りないくらいでした。


5F  :いろいろな時間

4F  :精巧な時間

3F  :自然が伝える時間から人がつくる時間

2F :常に時代の一歩先を行く

1F  :はじまりの時間

B1F:極限の時間


 


5F

2F


B1F


一番印象的だった展示物がこれです。
関東大震災で被災した工場跡から出た「溶解した(溶けてくっ付いた)懐中時計」です。



1923(大正12)年9月に起きた関東大震災。


創業者社長・服部金太郎氏は62歳にして自宅も工場も営業所も被災。
全て焼け落ちてしまいました。


しかし被災の翌月10月には営業を再開したそうです。


震災前に顧客から修理を依頼されて預かっていた時計約1500個も焼失していました。


金太郎氏は新聞広告を出し、申し出た顧客に同程度の新品を弁償すると発表しました。


この大英断が成功し顧客の信用が戻り、また、まだ顧客でなかった人たちの間でも大いに話題になり、セイコーは復活したというのです。


とても考えさせられるエピソードでした。


👇溶解時計のズーム画像は公式より。