自己紹介>国際結婚>正式に夫婦ですが別姓です
何度か書いてますが、私と夫は国際結婚です。
私の顔が凸凹が激しくて目がデカい、典型的ザ・九州人の顔立ちのため、
「あ、奥さん外国の方だったんですか❓やっぱり❗️」
と言われたこともあります。
何がやっぱりなんでしょうか❓
外国人なのは夫の方です。
夫は既に永住権を取っていますが、帰化(日本国籍取得)する気はないと言います。
なので今でも合法的に別姓夫婦です。
そのことに関する周りの誤解については7月に記事を書きました。
しかしその頃はまだ読者様の数も本当に少なかった❗️
今確認したらniceも7とかそんな数でした。
なので、再度書くことにします
日本政府は日本人との結婚を届け出ただけの外国人に、ホイホイと日本国籍なんかくれません。
日本で結婚した国際結婚カップルは、ひと組の例外もなく必ず公的書類上は別姓になります。
諸外国でも大抵そうです。
それが嫌だ、周りに夫婦として見てもらえない、世間体が、という方は
婚姻届と同時に通称使用の届出をします。
なのでトム・クルーズ氏(仮名)と結婚したその日から
「ハナコ・クルーズです」
と名乗ってる女性は、100%、通称を名乗ってるだけです。
出典元:https://eiga.com/news/20120531/7/
数年間婚姻関係を続け、もちろんその間は同居し、外国籍の方は正しく暮らして犯罪など犯さず、配偶者ビザを数回更新すると永住ビザ(=永住権)が取れます。
この辺、日本は国際的に見ても甘い方ですよ。
イギリスでは、国際結婚カップルの外国人側が市民権(日本で言うところの永住権と同じ)を取得するためには、筆記試験を受けなければなりません。
内容はイギリスの歴史とか慣習とか多岐に渡り、年々問題の難度が上がっているそうで、実際かなり落ちるようです。
これに合格しない限り、何年住んでようが市民権(永住権)すら取れないのです。
日本人配偶者と同居して犯罪さえ起こさなきゃ、滞在年数だけでトコロテン式に永住権をくれる日本は甘い方です(二度目)。
永住権取得後も悪いことさえしなければ数年後に帰化申請が可能になります。
ただし、帰化は100%自主申請制です。
日本政府の方から
「あなたは日本国籍を申請する資格と権利が発生しましたよ」
「帰化申請、忘れてませんか❓」
などと言ってくることは絶対にありません。
なので夫のように
「永住権さえ取れれば生活上支障がないから、いいや」
と帰化申請をしなければ、永遠にそのまんまです。
例え死が二人を別つまで添い遂げようと、正々堂々と別姓夫婦のままなのです。
しかし身内にそういう人がいる方を除く大半の日本人は、我々エンドウ夫婦が
妻はエンドウミリエ(仮名)
夫はキアヌ・リーブス(仮名)
出典元:https://bunshun.jp/articles/-/14063
と名乗っていると、
「夫婦別姓=事実婚、内縁関係である」
と思うようなんですね。
で、日本人の方(我が家の場合は私)に
「どうして籍を入れないの❓」
と問いかけなさるわけです。
少なくとも私は複数の人にそう言われました。
「我が家は日本国政府と彼の国の政府に、それぞれ正式に婚姻届を提出して、双方に受理されています」
と答えるとこう返ってきます。
「じゃあ、なぜ苗字が一緒にならないの❓」
(嘘ついてもバレバレなのに)とマジックで大書したような顔で言われます。
少なくとも私は複数の人にそう言われました。
そもそも入籍というのは、日本の戸籍を持つ者同士が戸籍を統合することです。
多くの場合は女性が親の戸籍から出てご主人の戸籍に入るから「入籍」。
両方が日本の戸籍を持っていることを大前提にしている言葉なので、
「結婚」と同意義に使うことがそもそも間違っています。
しかし、日本のマスコミは結婚と入籍を完全に混同して使ってきた歴史が大変長く、また現在進行形でも全く同意義に使っています。
そのためほとんどの人はこの間違いを正しいと思い込んでいます。
なので私が結婚と入籍は全く違いますと言っても、怪訝な顔をするだけです。
そして
「でも、近所のハナコさんはトム・クルーズさんと結婚したらすぐにハナコ・クルーズになったもん」
とまた出だしに戻る、の永遠ループです。
あなたのような、間違った思い込みを振りかざして他人を詮索したり、色眼鏡で見たり、アレコレ言う人が日本には多いから、ハナコさんとトムさんも仕方なしに通称使用を申請したんですよ。
と言ってやりたくなりました。
すると
「じゃあなぜあなたたちは通称を使用しないの❓」
と思う方がいらっしゃるかもしれません。
夫が言ったんですよ。
「悪いこともしてないのに、偽名なんか名乗れるか」
ってね。
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