野生動物観察・空を飛ぶ、電線を走る
(お詫び)途中まで書いて下書き保存したと思っていたこの記事が、操作ミスで公開されていました。読んでいただいた方、尻切れトンボで申し訳ありませんでした。これが完全版です。
HSPとは何かをご紹介する前に、これも私のHSP特性のひとつだったんだなあと思ったエピソードをひとつ書かせてください。
(あくまで私の特性です。全てのHSPさんに当てはまる「あるある」ではありません)
猫もヒト、鳥もヒト
私は気を抜いてると、犬や猫を見て「あの人、可愛いね」カモや鷺を見て「あの人たち何やってるんだろうね」とナチュラルに言ってしまう癖があります。
聞いた人に変な顔をされるのは、子供の頃にやっちまった経験でわかってますから、今は夫の前でしか口に出しませんけどね。その他の場面ではちゃんと
心の声 (うわあ、ちょっと、あのひと可愛い~!)
口に出す声「ねえ、あの犬すっごく可愛いよね」
のようにセルフ同時通訳で使い分けてますよ。
もっとリアルに言うと、私は九州・佐賀弁(子供時代)と標準語(成人後は東京)のバイリンガルなので、
心の声 (うっわ、なんね、あんひと、ごい可愛かあ~!)
口に出す声「ねえ、あの犬すっごく可愛いよね」
といった具合に「アイリッシュ語をいったん英語に直してから日本語にする」みたいなプロセスで喋ってます。
Dia dhuit. → Hello. → こんにちは。
(※ 私はアイリッシュ語は喋れません。ただの例えです)
私が子供の頃は「人間は万物の霊長」「その他の動物はケダモノ」なんてことをいう人がまだいましたが(例:うちの親)、私は少なくとも両生類以上の生命には人格※を感じてしまうのでした。
(※ 魚格だと漁獲みたいだし、鳥格だと聴覚みたいなので、便宜的に人格と書きます)
(※ なので一時期流行った「擬人化ジャンル」にも全く抵抗ありません)
名作です。
- はたらく細胞(1) (シリウスコミックス)
- 講談社
- Digital Ebook Purchas
私が今の夫と結婚した決め手の一つは、動物園デートの時。
彼の前でうっかり「あの人たち(サル山のニホンザル)何やってんだろうね~」言ってしまい、しまったかな、と思った時、ナチュラルに「ほんと何やってんだろうねあの人たち」という返事が返ってきたからでした。
彼は典型的非HSPさんなんですが、無意識に相手に合わせる能力が高いんですね。
他者に影響されやすすぎて自分がわからなくなって困るといったタイプではなく、
「あんまり深く考えず、なんとなく相手に合わせとけ能力」に長けている。
(ほめてます)
なので私と夫は散歩中にも「あのひと可愛い(猫)」「あの人今何獲った?(カワウ)」
などと言い合っていて、道行く人に「?」な顔をされることがあります。すみません。
タイトルの「電線を走る人」は、近所でたまに電線の上を走ってるハクビシンのことでした。
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