初公開:2022/04/21 06:00 日本「電話は3コール以内で取るのが鉄則」 日本のビジネスマナーではそう教えます。 中にはさらに細かい奥義を教える会社もあります。 例えばこんな風です。 「1コール目で出ると早すぎて、相手が驚くので逆にダメ。2コール目が鳴り終わったところで取るのがベストであ... 続きをみる
心理学のブログ記事
心理学(ムラゴンブログ全体)-
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シロクマ効果あるいはカリギュラ効果:厄介な深層意識を上手くあしらうには
ちょっと理由がありましての再公開です。 初公開:2022/04/22 12:00 はじめに(前提条件) 私は記憶力が高く、スルー能力が低いです。 そこで、自称大らかな人によく言われる代表的なセリフがこれです。 「そんなこと、早く忘れなさい❗️」 「気にしない、気にしない❗️」 もちろん善意でおっし... 続きをみる
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心理学>「ロー・ボール・テクニック」:依頼のテクニックsideC
ロー・ボール・テクニック low ball technique(特典除去法/承諾先取法) 最初に好条件を提示して相手の承諾を得た後に、悪条件を付け加えたり、好条件を取り除く手法。 条件や要求をボールにたとえ、「相手が受け取りやすい低いボール(low ball)から投げる」ところから命名。 画像は日... 続きをみる
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心理学>「フット・イン・ザ・ドア」:依頼のテクニックsideB
こちらから続いています。 ここ10年ほどで日本でも「(ある程度)放っておく接客」が主流となりました。 昔の私はセルフ方式の店・量販店+本屋(個人経営であっても基本は放置)を除いて買物が大嫌いでした。 店に入ったとたん、いいえ店の前で立ち止まって商品を見たとたん、まだ触ってもいないのに飛び出してくる... 続きをみる
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心理学>「ドア・イン・ザ・フェイス」:依頼のテクニックsideA
昨日公開したこの記事で触れた 「ドア・イン・ザ・フェイス」について詳しく書こうかと思います。 ドア・イン・ザ・フェイス(Door-in-the-face technique/DITF) 日本語では「譲歩的要請法/譲歩的依頼法」と訳されています。 断られる可能性が高い大きな要求を意図的に1番目に行う... 続きをみる
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この記事で、私にとって柑橘系の花の香りは幼児の記憶を呼び覚ます郷愁の香りだと書きました。 特定の香りを嗅ぐことで、関連する過去の記憶が呼び覚まされる心理現象は 「プルースト効果:Proust effect」と呼ばれます。 仏作家M・プルーストの長編小説「失われた時を求めて」で主人公が同様の体験をす... 続きをみる
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このおぼっちゃまくんにとっては、核武力こそが最重要の拡張自我なのでしょう。 話は変わりますが、ちょっと成功した男性は美女を連れて歩きたがると言います。 アメリカで、空港の待合室に居合わせた男女を無作為に選出した実験が行われました。 同じ男性が ❶容姿の優れた女性と写っているツーショット写真 ❷容姿... 続きをみる
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心理学>拡張自我❸サッカー選手がタトゥーだらけな理由とその功罪
これらから続いています。 外国人サッカー選手のタトゥー率の高さにはびっくりしますね。 しかもワンポイントなんて可愛らしい人は稀で、大胆に幾つもいれている人がほとんど。 外国のサッカークラブの中には、専属料理人ならぬ専属彫り師がいるところもあるのだとか。 タトゥー職人をクラブで正規雇用しちゃってるそ... 続きをみる
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心理学>拡張自我❷運動選手が一見邪魔そうなアクセサリーを付ける心理・後編
この記事の続きです。 人間は素の自分自身だけでなく、自分が持つ有形無形の所有物を全て自我(自分)ととらえていると書きました。 心理学では「拡張自我」と呼ばれます。 それが高級(と世間に認められている)品であればあるほど、自分が高級で、偉くなった気がして、自信がつく。 「ブランド物をこれみよがしに纏... 続きをみる
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心理学>拡張自我❶運動選手が一見邪魔そうなアクセサリーを付ける心理・前編
自我とは生物の内面、裸の自分自身です。 昔は人間以外の生物には自我はないと言われていました。 しかしペットを飼ってらっしゃる方はそうは思えないでしょう。 現在では、自分と他者の区別ができる動物には自我があると考えるのが一般的です。 しかし人類は、服を着て物を所有するようになったその時から、自分の持... 続きをみる
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注)今回はスッキリと終わっていませんのでご注意ください。 🌀 🌀 🌀 🌀 🌀 🌀 🌀 🌀 心理学をわかりやすく解説した読み物には、必ずと言って良いほど 「嘘の見抜き方」 といったページがある気がします。 それだけ身近な人からの嘘を見破りたいと思う人が多いのでしょうか。 一般的にいわ... 続きをみる
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パーソナルスペースとは❓ 普通は知らない他人とあまり距離が近いと嫌な感じがするものです。 空間認識能力の一種で、心理学ではこれを対人距離(パーソナルスペース)と呼びます。 野生動物にももちろんあります。 道で出会った猫がに人間が一歩近づくと一歩逃げて同じ距離を保ち続けるのも同じ理由です。 表はダイ... 続きをみる
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これは一応「メンタルヘルス」カテゴリのブログです。 にもかかわらず最近メンタルな話題から遠ざかっていたことに気づきました。 しばし反省。 というわけで、本日は オペラント条件付けの実験 間欠強化の法則 についてお話ししたいと思います。 オペラント条件付けの実験 マウスやラット、ハトなどの実験動物を... 続きをみる
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初回公開:11/12 15:00 今日の12時に公開した「同調性バイアス」(下に貼った記事)はこの記事の続きでした。 3ヶ月も間が空いてしまったので、この記事も再度公開し直してみることにしました。 👇ここから本題です👇 人間には「正常性バイアス」という心理状態があります。 認知バイアスの一... 続きをみる
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11月に書いた下の記事の続きです。 ずいぶん間がが空いてしまって申し訳ありません。 未読の方はぜひお読み下さい。 <同調性バイアス> (多数派同等バイアス/集団同調性バイアスともいう) 集団の中では周りの行動に合わせてしまう(つられてしまう)という心理現象です。 過去に起きたいくつかの大災害や大事... 続きをみる
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パレイドリア現象やシミュラクラ現象以外の心理学的な諸現象にも 大いに興味があるエンドウミリエ(仮名)です。 それらについても書きたいなと思いつつ、先延ばししていましたが、 そろそろ少しづつ書こうかなと思います。 テーマの順番は50音順でもアルファベット順でも知名度順でも何でもありません。 私が思い... 続きをみる
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次はDOESを掘り下げますと予告したのですが、その前にアーロン博士とイルセ・サン先生を少し紹介します。 これもHSPの特性のひとつでしょうね。 手を付けるのが億劫でつい先延ばししてしまう(ADHDの特性のひとつといわれます)と違って、手は付けるのだけど、深く考えすぎるあまりまとめるのに時間がかかっ... 続きをみる